COLUMN
コラム
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みなさん、お久しぶりです。
入社2年目になりました!新米イベントプランナー、久松です。
前回の【入社理由編】ではイベントプランナーとしてのお仕事の魅力を私の入社理由を交えてご紹介しました。(まだ読んでない方は是非読んでください♡)
次は、今後の私が一人前のイベントプランナーへと成長していくことについて、しっかり考えいく必要があると感じました。
なので、今回は私が現場に出て、イベントプランナーとして生き生きとかっこよくお仕事されている諸先輩方の特徴を分析しながら、必要なスキルとは何かを深掘りしていきたいと思います。
まず「下準備段階」と「ディレクターとして現場に出た時」で分けて箇条書きで三つずつ特徴をあげてみます。
【準備段階/事務業務】
【現場日/ディレクター業務】
どんな仕事をする上でも大切なキーワードばかりだと思いますが、今回はイベントプランナーである私の視点から皆さんにシェアさせて頂きます。
準備段階/事務業務
イベントを運営していく上で計画性というのはとても大切な要素ですが、進めていく過程でスケジュール通りいかないことはたくさんあります。その時の解決策をいかに柔軟に探していくかが更に大切です。時には大きな方向転換を強いられることもあるので、解決策の選択肢を増やすことが鍵となります。だからこそその選択肢の中から選んだ策がうまく作用した時に大きなやりがいと達成感を感じる事が出来流のです。
こんなことがしたい!というクライアントのイメージを形にしていく上で、豊富なアイディアは必要不可欠です。その為には、幅広い業界を知り、様々な角度からイベントを観察することが大切です。より心踊る催しを見つけて、実現させるための最善の方法を探していくことが出来ます。日頃から興味の幅を広げストックを増やしておくことはとても大切だと思いますが、その作業を楽しみながら行える人は素質があると感じます。
仕事をする上で信頼してもらうことは一番重要で難しいことです。もちろん私にとってもイベントプランナーとして仕事をする上でクライアントからの信頼を勝ち取ることは大きな課題の一つです。礼儀、話し方、レスポンスの速さなど意識することは沢山ありますが、危機管理能力の高さは人からの信頼を得る上で特に大切な点だと感じています。
『イベント』とは種類は様々でも、参加者にとって重要な1日になることは間違いありません。主催者とは念入りな準備を重ねその日を迎えます。そんな大事な1日を任せて頂く立場として、誰よりも先を見据えて作業を行なっていく必要があります。起こりうるあらゆるハプニングやトラブルを想定して回避策を見つけておかなくてはなりません。
私の上司は、本番日を迎える前に、その日の流れを頭の中で100回はシミュレーションすると言っていました。
この人には信頼して安心して任せられる。その域に達するためにも多くの現場に出て経験を積み、危機管理能力を高めていきたいですね。
現場日/ディレクター業務
イベントとは一人の力だけでは決して作り上げることが出来ません。多くの人との円滑な連携や協力があって成り立ちます。ディレクターはその中で中核の役割を担うポジションなので、多くの人と密にコミュニケーションを取らなくてはなりません。ちょっとした言葉の綾が誤解を生み、全てを崩してしまう危険があります。その為分かりやすく適切な指示出しが重要です。
また、ディレクターのポジションからだと行き届かない、スタッフ目線の気づきや、疑問点の吸い上げをしなくてはなりません。なので、話しかけやすいオーラを身に纏っている人は良好な関係性を築けているように見受けられます。異なる部門や関係者をまとめ上げ、協力関係を築くことができればほぼ100%成功へ導くことが出来ると言えるでしょう。
イベントの舞台裏では、常に不確かさが渦巻いています。ここで重要なのは、単なる判断力ではなく、不確かさに舞い踏む勇気と柔軟性です。予測不能な変化に興奮し、新しい可能性を見つけ出す冒険者のような精神を持てれば最高ですね。
ただでさえ、私のような未熟者だと、入念な準備を行なったとしても、本番日はうまくいくか不安になったり緊張したりしてしまいます。また、沢山の人から立て続けに質問攻めにあうためどんどん余裕を失っていきます。そこに追い討ちをかけるようにイレギュラーやハプニングが発生した場合、その時はもう落ち着きというものを失ってしまいます。
トップの動揺というのはすぐに伝染していき、スタッフのミスを増長させたり、周りからの信用度を落とし、現場を不穏な空気に包みこんだりしてしまいます。
緊張せず、何があっても動揺せず、落ち着いた対応をすることが出来たらどんなにいいかと思いますが、どう足掻いてもその域に達することは今の私には無理だと分かっております。
でも、改善していく努力は可能です。
前述していますが、現場に出てからはじめての会うスタッフも多いため、ブリーフィング後、自分の説明不足により質問攻めにあう事が多くありました。なので、その経験を活かして想定されうる疑問点は書き出しておいて、初めの時点でスタッフに落としこむという対策は出来ます。そしてイレギュラーが発生して、「ヤバイ」となっても平然を装うこと(演技すること)が一番の防御です。何より口調や態度で動揺を悟られないよう言葉遣いや表情に気をつけて大丈夫だと錯覚することが成功への道筋になったりします。そうやって積み重ねていくことで落ち着きというものを取り戻すことが出来たらいいなと思います。
ドップがどっしりと構えているだけで、さっきとは逆に安心感が伝染し、穏やかな空気を作り出すことが出来ると思います。なので、落ち着いた人というのはディレクターとして求められる人材ではないかと思います。
以上、イベントプランナーである私の視点から必要なスキルについてあげていきました。
イベントプランナーという仕事は何か特別なスキルが必要な仕事というよりは、努力と経験で培っていく、いわば人としての度量の広さが必要な仕事だと思いました。とりあえず私はこの度量の広さを追い求める為に、まずは色んなイベントを知るというところからはじめていきたいと思います。テレビやSNSで紹介されているイベントの表部分ばかりに目を向けるのではなく、裏側ではどのような取り組みがなされているのか調べるなど、知識のストックを増やしていきたいです!
WRITER PROFILE
久松 茉莉子Mariko Hisamatsu
主に政府系イベントの運営事務局業務や手配・制作を担当しています。
学生時代はダンスに打ち込み、世界大会で入賞した経験があります。
現在は、国際会議等裾野を広げるべく英語をもう勉強中です!!
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