COLUMN
コラム
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オンラインでイベントを開催する場合、パソコンやスマートフォンなどを使用しビデオ通話によって行われるのが一般的であり、使用するツールによって違いはありますが、参加者・開催者の双方で画像を選んで背景として設定することが可能なものが多いです。
当記事では、オンラインイベントを開催する際や参加する際に背景を設定するメリットや、背景画像を設定する際に気を付けるべきポイント、背景に使用できる画像を無料で入手する方法について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
【 目 次 】
オンラインイベントで参加者・開催者が背景を設定することにより得ることができるメリットは次の5点です。
続きで詳細を解説致します。
オンラインイベントに参加する際は基本的にビデオ通話になるので、必然的に顔や背景が画面に表示されます。
背景が表示されるということは、自分が今いる場所が映ってしまうということになるので、例えば自分の部屋でオンラインイベントに参加する場合は部屋の様子が映り込んでしまいますよね。
壁やカーテンを背にすれば余計なものが映り込まなくて済みますが、なかなか背景として使える場所が見つからない方は、背景画像を設定してしまえば人物以外のものや風景は映り込まず、設定した画像が表示されるので、余計なものの映り込みを防ぐことができます。
オンラインイベントに参加する人の中にはプライベートやリアルな情報を発信・公開したくない方もいると思います。
そんな方は、ぜひ背景を設定してみましょう。
背景として使用する画像を工夫することにより、参加者に狙ったインパクトを与え印象付けることも可能です。
例えば表彰式のオンラインイベントを開催する際に、背景画像を設定せず普通の会議室で行った際は参加者にインパクトを与えることは難しいですが、豪華なセットの背景画像を使用した際は、参加者に豪華絢爛な印象やインパクトを与えることができ、イベントに沿った背景を設定することで雰囲気を出したり印象に残すことが期待できます。
企業や特定の個人が開催するオンラインイベントであれば、背景画像にロゴやコーポレートカラーを取り入れることで、そのイベントにオリジナル感を出すことも可能。
似たようなイベントをしているところがあれば差別化ができたり、参加者も開催者やイベント内容がわかりやすくなるといった副次的なメリットも生まれます。画像加工できる技術をお持ちの方は、背景画像にロゴや会社名、名前などの文字を入れてみてはいかがでしょうか。
オンラインイベントでは、グリーンバック(クロマキー)を使い仮想空間=バーチャル背景を利用することで、宇宙空間や海底などリアルイベントではできない背景でイベントを開催することが可能です。
現実では到底できないような空間演出ができるのはオンラインイベントならではの強みです。
イベントのテーマにもよりますが、例えば背景にこだわりニューススタジオやバラエティーなどをモチーフにしたスタジオセットを造ることで、雰囲気やインパクトが出るとともに、視覚的にも楽しめ視聴者が飽きのこない映像背景にすることができるというメリットがございます。
イベント運営会社に依頼すれば、観葉植物や風船バルーンを置くことやニュース番組・バラエティー番組などリアルなセットを用意したり、作り込まれたバーチャル背景を用意し非日常的な空間も演出することが可能です。
次に、オンラインイベントに参加・主催する方が背景画像を設定する際に、気を付けるべきポイントを3つご紹介致します。
オンラインイベントを開催・参加するために利用するアプリやツール・サービス(ZoomやGoogle Meetなど)によっては適切な背景画像のサイズや比率があります。
また、端末によっても設定すべき画像の比率が変わります。例えばパソコンからオンラインイベントに参加・主催する場合、一般的にパソコンの画面は横長に作られているので、横長の背景画像を用意するのが適していますよね。 一方、スマホで縦長の画面でオンラインイベントに参加する場合は縦長の背景画像が最適です。
画像サイズについても、背景として使用する画像が極端に小さければ引き伸ばされて荒くなったり、画像が切れたりしてしまいます。オンラインイベントに参加・主催する前に、事前に使用ツールで背景画像を設定して綺麗に問題なく表示されるか試しておきましょう。
オンラインイベントの主催者・参加者の両方に当てはまることなのですが、設定する背景画像はイベントの趣旨・発信される情報の内容に合うものを使用しましょう。
例えば会社の表彰式や説明会としてのオンラインイベントの場合、真面目なイベントという印象になりますよね。そんなオンラインイベントにビーチやオアシスの画像を設定し参加した場合、真面目なイベントの雰囲気を壊してしまう可能性があるので適しているとは言えません。
どんなときでも自分の好きな背景をすれば良いわけではなく、まわりのことも考えてイベントの内容やコンテンツに関連する背景画像を選択し参加するようにしましょう。
服装の色や実際の背景によっては、背景画像がうまく適用されない場合があるので、背景画像を使用する際はオンラインイベント配信・参加前に事前にチェックすることをおすすめします。
また、背景画像が綺麗に表示されたとしても、着ている服装と背景の組み合わせが悪い場合があります。背景画像が白く、着ている服装も白かった場合、顔と手が浮いているように見えるなどのケースが考えられるので、服装も含めて背景画像の事前チェックを行う時間を設けましょう。
オンラインイベントの際に背景画像を設定したいけど、画像を用意する手段がない、自分で作ることもできない、できるなら無料で入手したいという方へ、これからオンラインイベントの背景として使える画像が入手できるサイトをご紹介致します。
Pixabayは、著作権フリーの画像を無料で入手できるサイト。
サイト内には2021年9月時点で2400万点以上の高品質なフリー画像がございます。利用に関しては、登録不要ですぐにダウンロードが可能。
サイトにアクセスすると、トップページの中央に目立つかたちで検索フォームがあるので、「会議室」など欲しい画像に当てはまりそうなワードで検索してみましょう。
検索すると該当した画像が一覧で表示されますが、その中からさらに色や画像サイズで絞り込んだり、水平(横長の長方形画像)や垂直(縦長の長方形画像)で分けたり、カテゴリー毎に絞り込むこともできます。
会員登録 | なし |
クレジット表記 | 不要 |
ファイル形式 | JPG |
サイトURL | https://pixabay.com/ja/ |
UnsplashもPixabayと同様に著作権フリーの画像を無料で入手できるサイト。
世界中のプロのカメラマンが投稿しており、画像が豊富にあります。
利用の際の会員登録や、ダウンロードした画像はクレジット表記が不要なので、ダウンロードしてすぐにそのままオンラインイベントの背景画像として使用可能。使い方についても、サイトにアクセスし、トップページにある検索フォームから欲しい画像を検索するだけなのでとても簡単です。
ただ、海外サイトのため英語で検索する必要があるという点のみ注意しましょう。
例)「雨」の画像を検索したい場合は「rain」と入力する必要があります。
会員登録 | なし |
クレジット表記 | 不要 |
ファイル形式 | JPG |
サイトURL | https://unsplash.com/ |
写真ACは国内の写真素材配布サイトなので、海外のおしゃれな画像というより日本人に馴染みのある画像が多いサイトです。
画像をダウンロードする際に会員登録をする必要がありますが、登録や利用に関しては無料。1日のダウンロード可能数には制限がありますが、お金をかけずに画像を入手することができます。
取得できる画像のサイズについて、画像にもよりますが、Small、Medium、Largeの3パターンから選ぶことができます。Smallはオンラインイベント時に背景に使用するにはサイズが小さいので、Medium以降のサイズをおすすめします。
会員登録 | あり |
クレジット表記 | 不要 |
ファイル形式 | JPG |
サイトURL | https://www.photo-ac.com/ |
イラストACは写真ACと同じ会社が運営しており、こちらのサイトではイラストや幾何学模様の画像を入手することができます。
写真ACと同様に無料会員登録が必要ですが、登録後は料金がかからずに画像を入手することが可能。実写ではなくイラストで柔らかい雰囲気の背景や、幾何学模様でカッコイイ雰囲気の背景をお探しの方はイラストACで写真を探してみてはいかがでしょうか。
全面的にイラストが入っている背景が苦手な場合は「余白 幾何学柄」と検索して出てきた画像を使用すると、人が入るスペースが適度にありオンラインイベントの背景として最適な画像が出てくるのでおすすめです。
会員登録 | あり |
クレジット表記 | 不要 |
ファイル形式 | EPS、AI、PNG |
サイトURL | https://www.ac-illust.com/ |
ここまででオンラインイベントで背景を設定するメリットやポイント、背景画像を無料で入手する方法をご紹介致しました。
背景を設定することで、開催者はイベントの雰囲気を底上げすることやオリジナル感を演出することができます。
参加者は背景を設定することでプライベートな情報を隠すことができ、余計なものを隠すこともできるというメリットがあります。
ただ、設定する画像が小さすぎると切れたり荒くなってしまうので注意が必要。
また、開催されるイベントにそぐわない背景画像を使用してしまうと良くない印象を持たれる可能性があるので気を付けましょう。
最後に、背景について無料画像などではなく、より作り込んだものを用意したい、独自のものを用意したいという方は、クリエイティブ・ファクトリー株式会社までご依頼ください。
当社ではリアルな背景、バーチャルな背景のどちらでも対応可能であり、ご希望をお伺いし提案することや、バーチャル背景を作り込みご用意させて頂くことも可能です。是非お問い合わせをお待ちしております。
WRITER PROFILE
越澤 勝好Katsuyoshi Koshizawa
クリエイティブ・ファクトリー株式会社 代表取締役社長。
大手旅行代理店やイベント会社を経験し、イベントによって繋がる人との絆や達成感に魅力を感じ独立。常識に捉われない新しい発想と技術を駆使し、期待を超えるイベントを創造するため日々研鑽中。
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